左官一服噺  建物○土蔵の軸組の名称2(The name2 of the framing of the Dozo)

弊社では、令和になる直前までの株式会社ポールスタアの敷地にある土蔵二棟の改修工事を行いました。因みに、株式会社ポールスタアは東村山のご当地グルメ商品として「東村山黒焼きそばソース」を自社開発し、地域の特産品として市販するとともに業務用として市内の飲食店向けに供給しています。
土蔵二棟の内、先に記載した一棟は道具蔵からミーティングルームに模様替えしました。
ここは、道具蔵であったものをショップに変身しました。内部の木材は、なるべく捨てずに利用することに心がけています。2階の床を取り外して、吹き抜けしています。その取り外した床材は1階の床に再利用しています。階段もいらなくなりましたが、ショップの商品棚に変身です。

内部の仕様は、木部が柿渋で統一されています。柿渋は塗った時が完成性でなく、経年と共に色に深みが出て、まさに「渋く」なります。
外壁はミーティングルームどうように、剥落部分を漆喰で補修し、漆喰・土を強化させるために、ナノ単位で浸透させる特殊な改質剤を使用しています。仕上げは、無機質系の塗料を使用してコストダウンを計っています。
土蔵を改修すると、多額の予算が必要と思われがちですが、クライアントの希望を聞き、如何にして費用対効果を高めるかの計画するのが弊社の一番のコンセプトです。
土蔵の軸組に関してあまり、解説がネット出ていないので写真と解説を載せておきます。ぜひ参考にしてください。また、ここの軸組はミーティングルームと異なり合掌(がっしょう)造りで構成されています。ここにくると、軸組の違いが良く分かるので、建築に興味のあるかたは、ぜひ立ち寄って頂き、ショップでソースお買い求めください。うまくて、お勧めのソースです。

① 屋根(やね):主に建物の上部を覆う構造物です。
② 棟木(むなぎ):屋根の桁の一種で、屋根に掛かる垂木を受ける棟の位置にある桁のこと。
③ 母屋(おもや):棟木同様に垂木を受ける部材。
④ 合掌(がっしょう):手の平を合わせたように山形に組み合わせたもの。
⑤ 地棟(じむね):土蔵等で小屋梁が長大にわたる場合、その途中で受ける断面の大きな梁。
⑥ 天秤梁(てんびんばり):土蔵の地棟を受ける梁のこと。
⑦ 軒桁(のきげた):外周の軸組で、棟木や母屋と平行に方向にあって、小屋梁、垂木を受けて、屋根荷重を柱に伝える横架材のこと。
⑧ 小屋梁(こやばり):小屋組の最下位にある梁。ここでは庇を支えている。
⑨ 柱(はしら):5寸の材木がしようされている。
⑩ 窓(観音扉):開口部の少ない土蔵造り唯一の窓で関東式の観音扉で、因みに関西式は片開である。
⑪ ガラス戸:土蔵にガラス戸が使用されるようになったのは、昭和期戦前からと思われます。

杉並の左官です。塗り替え、リフォームお待ちしています。電話03-3398-4335 http://s-kent.jp/contact/

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